セビリア県の町

 
「アンダルシアのフライパン」と表現されるほど真夏は暑いのが、この内陸にあるセビリア県です。7〜8月にかけて2週間ほど、街中の気温表示版が45度前後を示す日があります。但し日本と違って湿気がなく、カラッとした暑さで、日射病対策さえしっかりすれば、かえって過ごしやすいと思う方も多いはずです。

世界遺産のある州都セビリアを拠点にして連泊し、日程に余裕があれば、周辺の町や、お隣の県まで足をのばしてみましょう。

初夏の風物詩は、コルドバ県と同じくひまわり畑。特にカルモナ周辺はガイドブックなどでも良く紹介されています。
歴史好きな方ならば、ローマ帝国の時代の保存状態の良い円形闘技場の残るイタリカや、17世紀に日本の使節団が訪れ「ハポン村」という愛称で呼ばれるコリア・デル・リオなどを訪れるのも良いでしょう。

セビリア▶︎
 カルモナ▶︎
コリア・デル・リオ▶︎
 
イタリカ▶︎
  
 

    SEVILLA セビリア

数々のオペラや映画の舞台として登場する美しい町セビリア。旧市街の一画に3つの世界遺産とサンタクルス街などがコンパクトにまとまっているので、観光客にとってはありがたいつくりです。
旧市街外にあるスペイン広場も徒歩圏内ですが、体験がてら路面電車に乗って時間短縮という手も良いでしょう。

ざっくりと2箇所以内の入場観光のみなら半日で、ゆっくりタイプならば1日以上は必要。近郊にも日帰りで行ける魅力的な町がたくさんあるので、連泊をお勧めします。

また、アンダルシアで一番大きな町なので、マラガと同様、一般的なショッピングもそれなりに楽しむことができます。

 基本データ 
アンダルシア州都、セビリア県都、人口約690,000人
世界遺産:カテドラル、アルカサル、インディアス古文書館(1987年登録)

観光名所  
スペイン広場:Plaza de España



映画「アラビアのロレンス」「スターウォーズ・エピソード2」の舞台として知られているが、元は1992年イベロアメリア博覧会のメイン会場であった現政府庁舎。セビリアの特産物である装飾タイルが素晴らしい。そのタイルとレンガの鮮やかなデザインはセビリアのモデルニズム建築の巨匠アニバル・ゴンザレスの作品。 スペイン各県のベンチが左端からアルファベット順に並んでいる。訪問した県のベンチで記念撮影を! 
<アクセス>
インディアス古文書館前から路面電車に乗り二駅目「Prado Sansebastián」下車。徒歩5分。
<注意事項>
悪天候、または広場がイベントなどのために使われていると入れない場合がある。 
<基本情報> 
11〜3月:8:00〜22:00 
4〜10月:8:00〜24:00

セビリア大聖堂:Catedral de Sevilla



世界遺産。1986年のギネスブックに記録が載るほどの大きな表面積を誇るカテドラル。 元々は12世紀のイスラム大モスクだったが、15世紀以降に現存するカテドラルの建築が始まる。 主祭壇のレタブロ(祭壇屏)は大航海時代の産物である金、銀がふんだんに使われていて圧巻。 また、コロンブスの遺骨が納められている柩、息子ヘルナンドの墓碑も見ることができる。絵画ファンならばムリーリョやスルバラン、ゴヤの作品も見ておきたい。
 
ヒラルダ(風見)の塔:La Giralda



大聖堂内の鐘楼。鐘より下の部分はモスク時代のミナレットを修復したもの。現在は一部が展望台になっていて、スロープ状の緩やかな坂道を1番から34番まで数えながら進み、最後に17段の階段を上りきると鐘のある展望台にたどり着く。人がすれ違うには十分な幅があり、途中で挫折したら引き返すこともできる。片道10分弱。カテドラルの入場料に含まれているので追加料金は無い。 
<注意事項> 
数多くある宗教行事開催に伴い、下記の開館時間はよく変更される。塔はメンテナスなどで上れない日もある。 翌月までの予定はオフィシャルサイトの「AGENDA」からある程度チェックできるが、直接問い合わせるかオンライン予約がお勧め。開館時刻前後は日によっては長蛇の列が出来上がっている。
<基本情報> 
月〜土:10:45〜19:00  
日:14:30〜19:00(夏季は11:45〜19:00) 
1/5, 12/24,31:11:00〜13:00 
休:1/1,6, 12/25, 棕櫚の日曜日, 聖火曜日
料金:12€(オンライン購入), 13€(窓口) 
無料(月〜金): 14:00〜15:00 オンライン予約のみ。 

アルカサル(王宮):Real Alcázar de Sevilla



世界遺産。10世紀イスラム支配下の時期に起源を持つ。特に素晴らしいのは14世紀のペドロ1世王が改装したムデハル宮殿部分。また、ゴシック宮殿では16世紀にカルロス1世が挙式をあげている。7haもある庭園も素晴らしい。庭園内にはカフェテリアもあり、時間に余裕があればゆっくりと散策することをお勧めしたい。

<注意事項> 
特に春、秋の観光シーズンは朝から長蛇の列。オンライン予約が望ましい。
※身分証明者の提示を求められる場合があるため、パスポートなどが必要。
<基本情報> 
10/29〜3月:9:30〜17:00 
4〜10/28:9:30〜19:00 
休:1/1,6, 聖金曜日, 12/25 
料金:14.50€ 2階Cuarto Real Altoへの追加料金:5.50€ 
月曜無料:閉館前の1時間のみ。オンライン予約要。 

インディアス古文書館:Archivo General de Indias



世界遺産。16世紀フェリペ2世の時代の商品取引所。セビリアの黄金時代を支えた場所の一つ。18世紀に古文書館となる。大航海時代の古文書を中心に43000巻、約8000万ページもの文書を収めている。但し、一般観光客が館内で見ることができる古文書はコピーである。
*特別展示のときは本物を展示する場合もあり。 
<基本情報> 
火〜土:9:30〜17:00
日・祝:10:00〜14:00 
休:月曜,1/1,6, 聖木金曜日, 12/24,25,31 
料金:無料
 
サンタクルス地区(旧ユダヤ人街):Barrio Santa Cruz



13世紀半ば〜15世紀末までフデリアと呼ばれたユダヤ人居住地区であったところ。その後5世紀の間にキリスト教徒地区として変貌し、特にカテドラルや王宮近くは、美しい中庭をもつ家やプチホテル、陶器屋、土産屋、バル、レストランなどが白壁の細い道沿いにひしめき合う。迷路のようなつくりなので、なるべく明るい時間帯に散策したい地区。サンタクルス広場には有名なフラメンコショー劇場(タブラオ・ロスガジョス)がある。そちらに行く場合も、暗くなってからは迷うこと間違いなしなので、明るい時間にチェックしておくことをおすすめする。

ピラトスの家:Casa de Pilatos



16世紀以降セビリアの貴族の屋敷の手本となった、骨董彫刻や彩色タイルで過剰と言えるほど装飾された邸宅。「アラビアのロレンス」など映画の舞台としても知られる。年中無休のため、祝祭日などで他のモニュメントがクローズの日もここだけは入ることができる。 タイル好きは必見。
<基本情報> 
11〜3月:9:00〜18:00 
4〜10月:9:00〜19:00 
料金:1階のみ10€ +2階は12€ *1階部分の日本語オーディオガイド料金が含まれている。
 
メトロポールパラソル:Metropol Parasol
 



2011年3月にオープンした世界最大の木造建築。地上21〜28.5mのところが遊歩道兼展望台になっていて、ヒラルダの塔はもちろん、隣町まで見渡せる。その形から地元ではSetas(きのこ)と呼ばれる。地上階は40店舗ほど並ぶ生鮮食品の市場(平日AMのみ営業)で賑わう。また、工事中に偶然発見されたローマ時代の遺跡が地下に展示されている。 
<基本情報> 
11〜3月:9:30〜00:00 
4〜10月:9:30〜00:30 
料金:5€〜 

セビリア美術館:Museo de Bellas Artes de Sevilla



ムリーリョ、スルバラン、バルデスレアル、パチェコ、etc.セビリア出身の画家を中心に素晴らしい作品が広々と展示されている。17世紀の修道院を改装したため、3つの中庭、回廊などでひと休憩しながらゆっくりと芸術鑑賞ができるのも魅力。14ある展示ホールのうち元教会部分「Sala V」にムリーリョをはじめとした17世紀の大作が集中しているので、ここだけは見逃さないようにしたい。
*特別展示が開催されているときは、展示場所が若干変更される場合がある。 
<注意事項> 
期間限定の特別展示のある時以外はスムーズに入場できる。現在はセキュリティーの関係で殆どの荷物をロッカーに預けることになる。できるだけ身軽に、手荷物は少な目に。 
<基本情報> 
火〜土:9:00〜21:00(8月は〜15:00)
日・祝・祝日前の月曜:9:00〜15:00 
休:月曜, 1/1,6, 5/1, 12/24,25,31 
料金:1.50€ 

闘牛博物館:Museo Taurino



120年ほどかけてようやく19世紀末に完成した。セビリアの闘牛は復活祭の日から始まり、4月のフェリア祭りまでは頻繁に行われる。それ以降は不定期に催されて10月12日に終了。
博物館と売店が併設されている。 
<基本情報> 
9:30〜21:30  
聖金曜日,闘牛開催日:9:30〜15:30 
休:12/25 
料金:10€〜*日本語のオ—ディオガイド料金が含まれている。   

黄金の塔 :Torre del Oro



13世紀に造られたイスラム時代の見張りの塔。現在は海洋博物館。階段で36mの屋上まで上ることができる。大航海時代の船舶の模型などが置かれている。 
<基本情報> 
月〜金:9:30〜19:00 
土〜日:10:30〜18:45 
休:日曜日以外の祝日 
料金:無料(メンテナンスのための寄付金3€を任意でおく)
 

旧王立タバコ工場:Antigua Real Fábrica de Tabacos



18世紀半ばに王立タバコ工場として建てられた。かの有名なオペラ「カルメン」の舞台。彼女はここで働いていた女工であったという設定。現在でも「王立タバコ工場」と書かれたタイルが建物の囲いに見られる。20世紀半ばからセビリア大学の校舎の一部となった。 
日・祝・8月などの休講日を除いた平日はたいてい門が開いているので構内に入ることができる。 

アクセス 
 飛行機
セビリア空港:Aeropuerto de Sevilla(空港コード:SVQ) 
アンダルシアではマラガに次ぐ大きさ。国内・ヨーロッパ内からの直行便、特にLCC(格安航空会社)便が頻繁に出ている。バレンシア、バルセロナ、北スペイン、カナリア諸島、バレアレス諸島など、国内の移動には大変便利で直行便なら1〜1.5時間で移動できる。
<市内への移動手段>
タクシー:セビリア市内まで約20分
料金:約26〜35€(日にちや時間帯によるが3段階の規定料金がある。この金額には荷物代が含まれている。外国人はボラれ易いので注意!心配な方はこちらへ。)
空港バス:終点まで約35分。Santa Justa駅、San Bernardo駅、Prado de San Sebastiánバスターミナル、黄金の塔、などを経由してPlaza de Armasバスターミナルが終点。1時間に1〜4本運行(ルートや時刻表はこちらから)。空港バスの満員になると次のバスを待つしかない。→便利な送迎サービスはこちらから。
「EA」という表示がある停留所に停まる。
料金:片道4€(往復料金6€は同日利用のみ適用) 

鉄道
サンタフスタ駅:Estación de Santa Justa
1992年にセビリアで開催されたEXPOに合わせてこの駅と新幹線(AVE)が登場した。AVE以外にもMD(中距離列車)やCercanía(近郊線)など、様々な電車の発着駅。
 カテドラルまで徒歩約30分
・マドリードからAVEで約2.5時間
・バルセロナからAVEで約5.5時間
・バレンシアからAVEで約4時間
・コルドバからAVE, AVANTで約40分
・マラガからAVANT, MDで約2~2.5時間
・グラナダからMDで約3時間
・ヘレスからMDで約1時間
時刻や予約は日本語ならレイルヨーロッパから。現地鉄道会社RENFEのサイトからも可能なはずだが、日本で購入しようとするとエラーが出る場合もあると聞く。
<移動手段>
駅は空港よりの新市街にある。駅の近くにホテルもあるが、旧市街のホテルならばスーツケースを持って歩くのは大変。快適な専用車での移動のご予約はこちらへ。
タクシー:サンタフスタ駅利用料金が1.45€、荷物(55x40x20cm以上または10kg以上のもの)1つにつき0.51€の追加料金が別途加算される。市内のホテルならば6〜15€くらいが相場だが、旅行者はボラれやすい。心配な方はこちらへ。
 ・市バス:地元民は平気で大きな荷物を持ち込んでいるが、規則では大きすぎる荷物は禁止。但し大きさの規定はない。詳しいルートはこちらから地図をクリックする。料金は1回券1.40€。→便利な送迎サービスはこちらから。

バス
バスターミナルは二つある。Plaza de Armasに統合されるという話もあるが、今のところはPrado de San Sebastiánも使っている。二つのターミナル間は車で15分、徒歩30分ほどの距離。チケット購入の際は発着がどちらのターミナルになっているか要注意。以下、一例を紹介する。 
 プラサデアルマス:Plaza de Armas
 
カテドラルまで徒歩約20分
マドリードから約6時間
リスボンから約8時間
 プラドデサンセバスティアン:Prado de San Sebastián
 カテドラルまで徒歩約20分
へレスから約1時間15分
ロンダから約2時間
カディスから約2時間
 <移動手段>
タクシー:荷物(55x40x20cm以上または10kg以上のもの)1つにつき0.51€の追加料金が別途加算される。市内のホテルならば6〜15€くらいが相場だが、旅行者はボラれやすい。心配な方はこちらへ。
 ・市バス:地元民は平気で大きな荷物を持ち込んでいるが、規則では大きすぎる荷物は禁止。但し大きさの規定はない。詳しいルートはこちらから地図をクリックする。料金は1回券1.40€。→便利な送迎サービスはこちらから。

祝日
4月17日 フェリアの水曜日(2024年)
5月30日 聖体祭(2024年)

    CARMONA カルモナ

三方が急斜面になっている丘の上に位置する、3.6kmの城壁と城塞に囲まれた旧市街を持つ町。ネクロポリス以外の見所はこの城壁内に集中しています。
入口の要塞と合体したセビリア門をくぐると右手にツーリストインフォメーションがあります。半日で十分回れるため、コルドバやセビリアからの日帰り観光地の一つです。

また、パラドールを始め、趣のあるホテルが旧市街内にいくつかあるので、余裕のある人は一泊してのんびりと過ごすのも良いでしょう。

基本情報
人口約28,500人
セビリアからコルドバ方面へ約35kmほど東

観光名所
ドンペドロ王の要塞:Alcázar del Rey Don Pedro
14世紀イスラム城塞の跡地にペドロ1世が更に広く堅固な要塞を造った。2度の震災で崩れたものを再建し、1976年Parador(ホテル)となった。高台にあたるテラスからは、果てしなく広がるアンダルシアの風景が見渡せる。素敵なアンダルシア風パティオでお茶をしながら一息ついたり、地元料理が味わえるレストランでゆっくり食事をするのも良い。

セビリア門+要塞:Alcázar Puerta de Sevilla
ローマ時代の城塞をイスラム時代に強化したもの。現在はイベントやセミナー会場として使われている。そこを通り抜けて城塞を上って行くと、白壁の町が見渡せる展望台がある。
<基本情報>
月〜金:9:00〜15:00
土・日・祝:10:00〜15:00
料金:2€
月曜無料

コルドバ門:Puerta de Córdoba
左右の八角形の柱はローマ時代のものだが、門全体は17世紀にバロック、18世紀にネオクラシック様式で改装している。

サンタマリア教会:Iglesia de Santa María
15世紀に旧モスクを取り壊して造り始めたもの。オレンジのパティオや鐘楼、後期ゴシック様式の部分など、セビリア大聖堂をコンパクトにしたような雰囲気がある。
<基本情報>
火〜木:9:30〜14:00, 18:00〜20;00
金:9:30〜14:00, 18:00〜19:30
土:9:30〜14:00
休:日曜
料金:3€

ネクロポリス:Necrópolis Romana
城壁外に作られたローマ帝国の時代の岩窟墳群。19世紀末、工事中に偶然発見された。この町の岩盤を構成している岩がやわらかくて掘りやすく、しかも崩れないという特性を利用し、ローマ時代から多くの有力貴族がまるで住居のように大きな岩窟墳を地下に設けた。スペインのローマ遺跡の中で唯一「死者の町」がほぼ完全な姿で残っている場所。 近くに円形闘技場も近くで発見されているが、現在は柵の外から覗けるだけ。
<基本情報>
火〜日:9:00〜15:00
祝日は問合せ要:Tel. 600 143 632
休:月曜

アクセス 
バス
上部がセビリアのヒラルダの塔に似ていると言われる鐘楼が目立つSan Pedro教会の近くの「Paseo del Estatuto」通りの停留所からバスは発着する。そこからセビリア門までは徒歩5分弱。
 コルドバからAlsaのバスが1日二本。直行またはEcija経由。所要約1時間20〜40分。
 セビリアからはConsorcio Busが出ている。停留所が多いので時間がかかる。所要約70分。

    CORIA DEL RIO コリア デル リオ


支倉常長の率いる慶長遣欧使節団がグアダルキビル川沿いの港町コリアに到着したのは1614年のこと。その後スペインに残留した日本人の子孫から始まり、現在もハポン(JAPÓN=日本)姓を持つ人が600人以上住んでいるという、通称「ハポン村」。
400周年に当たる2013年6月には、日本から皇太子さまも訪れ、桜の苗を植えて行かれました。

小さい町なので半日ほどあれば十分。4世紀も前にこの土地に日本人が滞在していたことを想像しながら、彼らにゆかりある場所を散策してみましょう。

基本情報
人口約30,000人
セビリアからグアダルキビル川を南へ12km程下ったところ

観光名所
 支倉常長の像:Estatua de Hasekura Tsunenaga
1992年に仙台市から寄贈された像は400年前に到着した川面を見つめている。Paseo Carlos de Mesaという川沿いの細長い公園の中にある。

サンファンバウティスタ僧院:Ermita de San Juan Bautista
サンファンの丘に建つ15世紀の白壁の美しい教会。アンダルシアで最も古い聖十字架像の一つが納められている。また、使節団もここを訪れたとされている。見学の際は予約要。
コリアデルリオ観光課:Tel. 954 779 080

コリアデルリオ市庁舎:Ayuntamiento de Coria del Río
ここにツーリストインフォメーションがあり、日本語入りの案内がもらえる。バルコニーには日本の国旗も掲げられているのが頼もしい。
月〜金:9:00〜14:00

聖母エストレージャ教会:Iglesia de Santa María de la Estrella
13世紀末に創られたコリアでは一番古い教会。ハポン姓が記された17世紀の洗礼台帳が保存されている。ミサの時間以外は扉が閉まっていることが多い。
月〜木:11:00〜13:00
Tel. 954 770 800

ビルヒニオ カルバハル ハポン展示室:Sala Temática Japonesa "Virginio Carvajal Japón"
2006年11月パストーラソレール文化センター内に設置された日本関係の展示スペース。見学の際は予約要。

コリアデルリオ観光局:Tel. 954 349 580 または観光課:Tel. 954 779 080

アクセス
バス
セビリアからConsorcio Busが出ている。途中、停留所が多いので時間がかかる。
 M140番はAlfonsoXIIIホテルの隣にあるPalacio de san Telmo(サンテルモ宮殿)を川側に渡ったPaseo de las Delicias通りのバス停から発着し、所要約30〜40分。
 M142番はPlaza de Armasバスターミナルから発着し、所要約50〜60分。
Coriaに入ったらAv.de Andalucia通りのMercado de Abasto停留所で降りるのが便利。

    ITALICA イタリカ

セビリアの郊外、北西7kmにある人口約8,400人の町Santiponce(サンティポンセ)。そこに紀元前206年頃、ローマ帝国の殖民都市イタリカが建設されました。その後、トラヤヌス帝、アドリアヌス帝を生んだ町でもあります。当時の円形闘技場跡は世界でも有数の規模を誇り、保存状態も非常に良好。夏にはコンサート会場としても使っています。その他、住居跡には当時の素晴らしいモザイクなどが発見され、そのレプリカが展示されています。

日陰が殆どないので、夏は朝の涼しい時間帯に行きましょう。

<基本情報>
1/1〜3/31, 9/16〜12/31
火〜土:9:00〜18:00
日・祝:9:00〜15:00
4/1〜6/15
火〜土:9:00〜20:00
日・祝:9:00〜15:00
6/16〜9/15
火〜日・祝:9:00〜15:00
休:月曜
料金:1.50€

アクセス
バス
セビリアからConsorcio Busが何本か出ていて、所要約20〜30分。M172番が本数が多く確実。その他、M170A番M177番も出ているが、本数が少ない。 


グラナダ県の町